ダウ工業株30種平均の構成銘柄入り!インテル除外で入れ替わり
エヌビディア、ダウ加入により再び爆上げの兆し?米国株市場は次のステージへ
エヌビディアの週足チャート

エヌビディアの日足チャート

2024/11/05/02:40現在 137.66ドル付近を彷徨っている感じです。先週末の終値が135.39付近なので今のところは、ちょっと吹いた程度で収まっていますが、今後はどういう展開になるでしょうか。とても楽しみになってきました。
最新情報によると、エヌビディア (NVDA)は2024年11月8日付で 、インテル (INTC)が外される代わりに、ダウ工業株30種平均の構成銘柄となります。
プレスリリースによると、今回の指数調整は、半導体業界の代表性を高めることが目的のようで、足元では、エヌビディアが時間外取引で2%以上上昇し、時価総額が アップル (AAPL)を抜いて首位に立つ可能性が出てきました。
ダウ工業株30種平均とは
ダウ工業株30種平均は、米国で最も歴史のある株価指数のひとつで、米国のビジネスと工業を代表する上場企業30社のみ構成銘柄として選ばれ、S&P500(VOO)やNASDAQ100(QQQ)と共に米国株式市場や経済の3大バロメーターの1つになっています。
時価総額加重方式を採用しているS&P500指数とは異なり、ダウ平均は株価加重指数であるため、各銘柄が同じ変動率で動いたとしても、株価の高い銘柄は株価の低い銘柄よりも指数に大きな影響を与えます。
ダウに構成銘柄として加わるということの意味
NVIDIAがダウの新たな構成銘柄として加わることにより、半導体セクターでの世代交代を示すだけでなく、世界経済におけるAI主導の技術への、より広範な移行を意味します。
さらに、今回の銘柄入れ替えにより、ダウ平均には マイクロソフト (MSFT)、アップル (AAPL)、アマゾン・ドットコム (AMZN)に続く、4社目の時価総額1兆ドル超えのテクノロジー企業として加わることになります。これは2月のアマゾン採用に続く動きで、現在、時価総額1兆ドル規模の企業が世界に6社ありますが、そのうちまだダウ平均に採用されていないのはグーグルの親会社であるアルファベット (GOOG)とメタ・プラットフォームズ(META)だけとなりました。
NVIDIAの株価は年初来176%、2023年初からだと7倍以上に急騰しています。この成長はもともとGPUとして発展してきたCUDAというNVIDIA独自のシステムが生成AIの発展と活用により独占市場となったものと考えられています。一方、インテル (INTC)は目立つ新規開発もなく伸び悩んでいるところから1年以上株価が下落しています。同社は業界の需要だけでなく、NVIDIAの急成長への対応にも苦戦しています。11月20日に第3四半期決算を発表する予定です。
ダウに採用されると、NVIDIA株への影響度は期待値大!
過去のデータでは、超大型ハイテク株がダウ平均に組み入れられた後は、大幅な株価上昇が期待されます。マイクロソフトは1999年にダウ平均組み入れ後は、累計で12倍の上昇を記録しています。アップルは2015年の組み入れ以降、累計で約7倍の上昇。アマゾンは今年2月の組み入れ以降、累積上昇率は約13%となっています。このことから、エヌビディアもかなりの上昇が期待されます。
ダウ平均ダウへの組み入れは通常、企業の株価に対してポジティブな影響を与えます。
投資家の注目度の向上
ダウは米国株市場での3大指数であるため、ダウに採用されるとなると、投資家の間で企業の知名度や評判が高まります。この注目度の向上は、より多くの投資家を引き付けることにつながります。
指数ファンドによる買い殺到
エヌビディアがダウに採用されたことにより、指数に連動するファンドやETFは、指数との一致性を保つためにNVIDIAの株を購入する必要が出てきます。これにより、NVIDIA株に対する需要が増加し、株価に上昇圧力がかかってきます。指数に組み入れられた企業は、より多くのパッシブ型指数ファンドによる買いが入ることも予想されます。
市場での評価
ダウ平均への採用は、エヌビディアが半導体業界や人工知能分野で持つリーダーシップを認められたことを意味しますので、エヌビディアの将来的な成長可能性に対する投資家の信頼を、より高めることにもなります。
流動性の向上
より多くの投資家やファンドがその銘柄に注目することで、市場の流動性が向上し、株式の売買がより容易になってきます。
ダウ加入による米国市場への影響
エヌビディアがダウに加入するということは、ダウ平均における半導体業界の代表が、伝統的なPCチップメーカーであるインテルから、GPUとAIと高性能コンピューティングの代表であるエヌビディアへシフトすることを意味し、米国株式市場におけるテクノロジー株の重要性が高まっていることを示しています。
アナリストは、今回の調整が人工知能(AI)や高性能コンピューティングの重要性の高まりを示すものだと考えていることにもなります。エヌビディアは、AIやGPUの主要サプライヤーとして、新興技術への投資家の関心を集める力を持っています。一方、伝統的な半導体企業は、特にデータ処理やAIモデルのトレーニングなどの高成長分野で、より大きな圧力にさらされているということになります。
この調整も、より多くの投資家に対してAIが将来の経済に与える潜在的な影響を認識させ、関連分野の評価を高めることにつながっていきます。これにより、市場の投資動向が導かれ、市場全体におけるテクノロジー・セクターの比重が一層高まることでしょう。
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