デイトレードは、その日のうちに売買を完了させる株式取引です。短期間で利益を狙うことができるため、人気のある投資方法の一つです。
デイトレードで利益を出すには、手数料・ツール・約定スピードが重要。
もちろん、チャートの値動きの反応や感覚的な要素も重要。
ですが、そもそもの環境もとても大事です。
感覚的な要素を身につけるために必要な知識などはこちらの記事などを参照にしてみてください。今回はそもそもの環境の視点についてみてみました。
3つの視点から、トレーダー目線で実際に使ってみてデイトレに適した証券会社3社を厳選しました。
ネットでよく見かける証券会社のランキングは、証券会社側や記者側の目線で作成されていることが多いため、正直、実用的ではありません。
この記事は、使用者の目線で記事を書いているので、これからデイトレードを始める方にとって、かなり参考になると思います。
まずは環境面から見ていきましょう。
【手数料+取引ツール】デイトレーダーに最適おすすめ証券会社3選
デイトレードで利益を出すためには、証券会社選びが重要です。
取引ツールと手数料、約定するまでの時間や工程などに重点を置き、自身の経験上の観点や、YouTubeのデイトレ・ライブやX(旧Twitter)などから得た情報も踏まえ(あくまで個人的主観ですが)「特にデイトレードに向いている証券会社」を選んでみました。
- 1位:松井証券
- 2位:楽天証券
- 3位:SBI証券
上記は、Windowsの場合です。
Macの場合は、また事情が変わってくるので、こちらの記事もご参照ください
Macユーザー必見!Windowsでしか動かせない株ツールをMacでサクサク動かしちゃおう!
今まではBootcampというソフトでMac上に仮想ディスクを作った中でWindowsを動かしていました。
Bootcampを使用中はMacは使えませんでしたが、
今回オススメの「Parallels for Mac」は、Macのデスクトップ上に一つのアプリとしてWindowsを動かせます。つまり、同時に使えます。
Macのデスクトップ上に「Parallels for Mac」というアプリでWindowsが動き、その中にWindowsでしか動かせない株ツールを入れるとMacのアプリの一つとしてネットストックハイスピード(松井証券)やマケスピ2(楽天証券)がサクサク使えてしまいます。
こいつはもう手放せないアイテム!めっちゃ重宝しています。
実質、Macでデイトレをやるとなると、SBI証券が現実的でしたが、「Parallels for Mac」を使うことによって松井証券や楽天証券でもデイトレができるようになります。これはMacユーザーでデイトレーダーにとっては朗報です。
よかったら一度、無料で試してみてはいかがでしょうか。
下の広告画面から踏んで入っていただけるとお試し期間中、無料で使用できます。
Microsoft公認 Windows11をMacのデスクトップ上で1つのアプリとして実行できます。
一度、無料お試しで「Mac上でWindowsを快適に」使ってみませんか。
いろいろと身近な作業が楽になりますよ。
デイトレは、手数料が無料になる証券会社が必須です
デイトレするということは、1日のマーケットが開いている時間内に何度も何度も多い人は100取引以上することになります。
つまり、その取引回数分の手数料がかかることになるので、1日の取引数で考えると手数料がかなり重くのしかかってきます。
また、長期間でのトレードの利益幅に対してデイトレードの利幅は薄く、その代わり何度も何度もチャンスがあれば狙っていくトレードなので利益に対しての手数料が割に合わない場合も出てきます。
その点も踏まえて利益や損失に関わってくるので、1日取引手数料が無料になっている証券会社を選ぶことが必須となり、とても重要になります。
(2023/9月以前) 松井証券/SBI証券/楽天証券 信用取引手数料が無料
現物取引は何かと制限がかかり、何度も取引回数を重ねるデイトレードには向いていませんが、
松井証券/SBI証券/楽天証券は、「1日信用取引」を使い取引手数料が無料、そして取引ツールがとても優秀なので、デイトレにはこの3大証券会社が最適。デイトレーダーにはダントツ人気です。
(2023/10月以降) SBI証券/楽天証券は、現物/信用取引無料に!ただし注意点があります
松井証券はこの10/1の手数料改正については変更なしで今まで通りに。
信用取引は無料です。
SBI証券/楽天証券は、現物/信用取引の取引手数料が無料になりましたが注意点があります。
現物取引手数料は無料になっても、1日の取引回数は1回のままです。
また、こちらの記事では「現物取引がなぜ1日1回なのか、メリットとデメリットについて」を入門者に向けて詳しく解説しています。青字をクリックすると解説ページへ移動できます。ぜひご覧ください。下のブロックからも移動できます。初心者にとってはとても大事なところなので必ず知識として入れて行きましょう。
デイトレは1日に何度も取引するので、手持ち資金を効率良く何度も回転するには、やはり「信用取引」が不可欠です。
「信用取引」をするには、まず証券会社で普通に口座開設しましょう。その時点ではどこの証券会社でも同様ですが、現物取引しかできません。口座開設後に新たに信用取引を申し込みして開設する形になります。といっても手続き的にひと手間がかかるだけで特段難しいことはありませんのでご安心ください。
口座開設には下の画像をクリックすると公式サイトへのショートカットになっていますのでぜひご覧ください。
口座開設はあくまで通過点に過ぎません。儲けるための下準備というか儲けるための道具を揃えるようなものなので、まだ口座を開いていない方はぜひこの機会に、上の画面の公式サイトショートカット画面から下準備しておきましょう。
次は、取引ツールを見てみましょう。
取引ツール ランキング
◾️ 情報の一部として有名な株YouTuberさんたちのライブ配信を毎日同時視聴していますが、株YouTuberさんたちやそのリスナーさんたちの声も、たいていこの順番のようです。
◾️ 基本的に3つのツールとも、無料で、自由に画面配置ができ、細かな設定も自由に組めるのでとてもおすすめです。
◾️ 3つツールとも「windows OS」のみで動きます。
「Parallels」を使えばMacでも普通に使えます。
◾️ノートPCでは画面が狭く、効率のいい配置をするのはかなり厳しいので、外部配線で別途モニターに接続して作業領域を広げることをおすすめします。
ノートPCで表示している画面を、外部接続したモニターに単純に同じ画面を映し出す「ミラーリンク」ではなく、ノートPCの作業画面の延長上として外部モニターに作業領域の拡大として使用することをおすすめします。
机は広い方が作業しやすいのと同じ発想です。
複数のモニター画面について
単に同じ画面を表示するミラー表示として使うか、ノートPCの画面表示領域を広げて使う設定にするかは個人の好みで設定しましょう。
使ってみてやりやすい方にしてみましょう。
一般的で基本的な解像度フルHD 1920×1080ピクセルにするとノートPCの画面のまま表示できますが、解像度がWQHD 2560×1440ピクセル(フルHD2枚分)か、4K 3840×2160ピクセル(フルHD4枚分)にすると、作業領域がかなり広がるのでとてもおすすめです。
モニター自体の大きさは個人の好みでいいと思いますが、40インチだと21インチの画面が4つ分を表示できて、4つのモニターの枠(ベゼル)がなくなって境目がなくなるのでとても便利になります。
HDMI端子を4つも必要なく、1つで済むというメリットもあります。
デメリットは端から端までが平面なのでちょっとみずらいです。
湾曲34インチWQHD 2560×1440ピクセルだと、21インチを横に2枚並べた感じになって湾曲になり、湾曲34インチを上下に2枚セットすると、21インチ4枚分相当になるので、今のところ理想的かなと思います。
私も次は湾曲2枚にする予定でいて、とても楽しみにしています。
また、Macの場合は、Macbookの横にiPadを並べると勝手に拡張画面として使えます。
めっちゃ便利です。
また、Mac mini(iMacでも同じ)の画面の横にMacbookを置くと、自動的にリンクされて、勝手に拡張画面になるので、これまためっちゃ便利です。
Mac miniの画面のカーソルをMacbookの方へ枠外へ移動すると、Macbookの画面の中にMac miniのカーソルが飛び込んできます。
つまり、マウスは一つで十分なのです。めっちゃ便利ですよ。
「Mac OS」でデイトレ・ツールはこちらの記事で解説していますのでよろしければ合わせてご参照ください(青字をクリックすると「MacOSの記事」へリンクします。合わせてご覧ください)
松井証券 ネットストックハイスピード

取引ツールがとても軽く、約定スピードも安定して早いので、口コミでデイトレーダーにもっとも人気です。
自由に使いやすいように設定可能です。
モニターを増やして作業エリアを広くとった方がより本来のツールの良さが発揮できます。
早くMacOSに対応してほしいところです。
また、SBI証券で「空売り」の残りがなくなっていても、松井証券では普通に空売りの玉が残っていたりするので空売り勢にも嬉しい次第です。
松井証券の公式サイトへは以下の画像から直接リンクできます。
楽天証券 マーケットスピード2

マーケットスピード2は、ツールが重い傾向なので、PCのマシンスペックを高くしておくことが必須です。
特にマーケットのボラが高い時はフリーズしがちですが、他はとても扱いやすく、視覚的にもとても見やすくおすすめです。

一番の推しは「銘柄セレクター」というお気に入り銘柄を登録しておく小窓があり、図の赤マルの横棒グラフが特に便利です。
この機能は楽天マケスピ2のみです。
楽天の元々のマーケットスピードにはない機能で、マケスピforMACにもありません。
Windows版のマケスピ2のみにある機能です。
マケスピ for Macにも搭載して欲しいところです。
もしくはMac版マケスピ2のリリースを切にお願いします。
それと、マケスピ for Macはデイトレ手数料が有料です。無料ではありません。
普通に手数料がかかるのでご注意ください。
この2点だけは、かなりネックになっていてデメリットなので、早急に対応して欲しいところです。
上記の機能は、場中の値動きで上昇すると右に赤く伸び、値が下がると左方向に黄色い三角のマーカーが動きます。
±0を超えて左に値が下がると緑に伸びていきます。
これと似たような機能はDMM.com証券のDMM株Pro、auカブコム証券のkabuステーションにもあります。
さらに、上記の機能にプラスして値動きがある順に自動で入れ替わります!
これは楽天証券のマケスピ2だけです。
小窓のツールバーの「銘柄名」の横の「出来高」をクリックすると、出来高順に表示を変えることもできます。
上記の写真ではMackbookで1画面内で表示できるようにしていますが、WindowsPC上なら別画面にも表示できるので、別画面に約定に便利な「武蔵」というマケスピ2の中にあるツールも同時に表示させておけばめちゃめちゃ便利です。
「武蔵」は、板をダブルクリックで注文画面へ、ドラッグ&ドロップで注文できてとても優秀です。
マイページは、マーケットスピードのほとんどの画面を自由にレイアウトが可能。
最大10画面まで表示可能。15ページ分設定が保存できます。
楽天マケスピ2はとてもとてもおすすめです。一度体験してみてください。
また、慣れてきたら「楽天RSS」を使い株価データをEXCELでの独自管理したりすることもできます。
少しプログラムの知識をかじっている人なら、楽天RSSを利用して急騰検知アプリを作ったりしてる人もいます。
これを利用するなら楽天証券で口座開設している必要があります。
もし取引に使わないにしても色々と利用価値はあるので、ぜひこの機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
(注意)「楽天RSSはWindowsにしか対応していない」と楽天証券からの返答でした。
また、Windows版マケスピ、マケスピ2は信用取引無料ですが、Mac版マケスピの信用取引手数料は有料です。ご注意ください。
デイトレでないなら問題ありませんが、デイトレやスキャルピングするなら手数料負けしては元も子もないので取引手数料無料の状態で取引しましょう。
これは絶対必須事項です。
Macでマケスピをご利用するなら「Parallels」を使用し、仮想Windowsアプリ上でWindows版マケスピ2で信用取引手数料無料でのご利用をお勧めします。
Macのデスクトップ上でWindows OSの仮想空間をアプリにしたものです。
「Parallels」は、WindowsをMacのデスクトップ上でアプリとして扱えるようにするアプリです。このアプリ「Parallels」をインストールしたら、もうMacとWindowsの垣根は全くなくなり、Windows版マケスピ2を、存分にMacで味わうことができるようになります。
信用取引手数料無料はとても大きいですね。

SBI証券 HYPER SBI 2

MacOS Sequoia15.0 の不具合解消とその対応策
MacOSがSequoia15.0にアップグレードして以来、HYPER SBI 2 が対応しておらず、アクセスできない問題が発生していましたが、この度Sequoia15.1にアップデートになってようやくSBI証券。で対応してくれました。ただ、アンインストールできない不具合があるので下記の記事で具体的に対応策を解説しているので是非参考にしてみてください。
Mac対応!直接インストールでき、サクサク動き、iPhoneやiPadとの連携も最高!
トレード中の安心感と安定感
決算発表の瞬間の値動きをとる場面で、楽天証券と松井証券は、約定ボタンをクリックした瞬間、全くストレスを感じる暇もなく素直に素早く約定してくれます。
ところがSBI証券だけ、約定ボタンをクリックした瞬間、約定がすべり、コンマ数秒〜数秒?というかひどい時は分かりやすく一息置いて値がズレ込んでから約定することが多々あり、楽天証券と松井証券の2社に比べると「約定スピード」にやや劣る印象でした。
そしてこの記事を書いた少し前の先日、とあるYoutuberでも、このSBI証券だけは約定がすべり決算発表トレードのスキャルピングで大損したことなど、この件に触れていて、そのリスナーさんからも結構な指摘をされていたので、リスナーさんもみな同じく感じていたようです。(2023/6月)
ところがその後は、どこの証券会社でもアルゴの過剰な反応が目立ち、アルゴが当たり前化してきているので、むしろどこの証券会社でも悪い意味で差は無くなった印象です。
というより、以前のトレード法からの脱却、戦法の変更、試行錯誤にみつけていかなければならないフレーズに立たされました。アルゴの動きも踏まえた上でのトレードをしていかなければならなくなってしまった、と言った方が正しいのかもしれません。時代時代にあったトレード方法を模索していかなければなりません。
決算発表トレードの場合も、アルゴの動きを想定の上で取引すればいいだけのことです。
最近はむしろ、SBI 証券はしっかり馴染んでいるのでトラブルは少なく、楽天証券と松井証券の方がアルゴに対応できずに、システム自体がフリーズしてしまってトレードできなかったりする時間帯も目立ってきています。
やはり、マーケットのボラが激しい日などは特に、SBI 証券がダントツで安定していてトラブルも少なく安心感がある印象です。
トレードツールの使いやすさ
SBI 証券の特徴の一つが板情報の使いやすさ。板画面から新規注文、注文訂正、取消のいずれもドラッグ&ドロップのマウス操作をするだけで実行できます。
デイトレに最適で、ネット証券で初導入された機能です。
そして、HYPER SBI 2の中にある「全板」がとても便利です。
全板の窓の中に買売ボタンやら保有資産ももちろんですが「歩み値」と「チャート」が同時に表示されているのでとてもトレードしやすいです。
別のモニターにランキングやら好きな小窓を表示させたり、自由に配置ができるところは他の2社と同じでとても便利です。
楽天証券と松井証券に比べ、SBI 証券はスマホとの連携がダントツにイイので、とてもおススメです。
特筆すべきは、スマホの1画面にチャート・板・歩み値が同時に3つ表示できるのはSBI証券だけです。
基本的にはPC多画面がメインですが、スマホは緊急決済ボタン的に使ったり、お出かけやトラブル発生時など、色々とスマホに助けられています。
総合的にみてHYPER SBI 2はMacでもスムーズに使えるので、Macユーザーにはかなりおすすめです。
取引ツールのまとめ
3つのツールとも、無料で使用できます。
どれもメリットデメリットありますがとても優秀です。
あくまで個人差の部分もあるので、この記事を参考に使いやすい取引ツールに出会えたら幸いです。
また、最近ではアルゴの影響が少なく約定スピードが最も早い岩井コスモ証券もデイトレツールとして注目を浴びつつあります。
ただ、取引手数料はかかりますが、手数料が無料になる以前のSBI証券や楽天証券、松井証券のときのように、とても安い手数料なので、それほど負担にはなりません。
むしろ、少しではありますが手数料がかかるからこそ、アルゴの影響を受けにくく、約定スピードがダントツ早い要因なのかもしれないとさえ思えてしまいます。
まぁ冷静に考えて、手数料が無料ということは、無料の顧客の取引情報を売って、買った側から情報売却益を得ているのであれば納得の範囲ですよねw 買った側の大口さんもそのデータを使ってアルゴの思考材料になってしまうのも納得ですw なので、手数料を取るのであればむしろ大口に情報を得るのではなく顧客から手数料をいただいているので約定スピードが少しでも早くなるよう努力されているんだなぁと個人的には考えてしまいます。実際に関係者ではないので想像の域からは脱していませんがw
ということで、まずはいろいろと試して自分の使いやすい証券会社のツールをみつけてみましょう。
まだ口座を解説していない証券会社があるのであれば、是非こちらの広告を踏んでから口座開設していただけると、わずかながらではありますがサイト運営費のお助けともなりますので、ぜひ口座開設の際はご協力お願いいたします。
パパさんBlogでは、
主に投資初心者へ向けた失敗しないためのガイドブックを意識して、入門者にもわかりやすく噛み砕いた解説記事にしています。
サブ的に、投資や投資以外でも、ブログやそれ以外にも「過去に自分が困っていて今は解決したことや困ったこと」を備忘記録として記事にしています。これは、自分に対してのメモ書きでもありますが、何より、同じように困っている方もいるはずです。そんな方への道標にもなれたら、きっとお役人立てると思い記事に残しています。
おそらく、投資初心者や、ブログ初心者であれば、きっと自分と同じようなところで、つまづいている方が多いかと存じます。皆つまづくところは同じような場所が多いと思います。
そんな同じような境遇でお困りの方にも自分の記事がお役に立てたら幸いです。
もしよろしければ、サイト内の他の記事もタメになるようなものもあるかと思いますので是非お立ち寄りください。
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