FXの手法の中でも5分足・1分足と短い時間で完結するスキャルピングは、トレーダーから非常に人気があります。
短い時間での判断力がとても重要なので、ルールを決めてしっかり守ることが大切です。
スキャルピングの特徴を理解して稼ぎやすいポイントや注意点をしっかり抑えてから取り組みましょう。
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スキャルピング手法の基本 1分足スキャルピング
スキャルピングとは? エントリーから決済までの時間で目安になる
スキャルピングとは別名「超短期売買」とも言われており、数秒〜数分という短い時間でトレードする手法のことを表します。
一般的に「トレードをする」ときには、大きく4つの時間概念に分けられて考えられています。
エントリーから決済までの時間で4つに分類
エントリーから決済までの1回のトレード時間を比較して大きく分けると
- 長期トレード – 数週間以上
- 中期トレード – 数日から1〜2週間で決済
- 短期トレード
デイトレード – 1日内に決済 - スキャルピング – 数秒から数分で決済
短期トレードはデイトレードとスキャルピングに分かれます。
と大きく4つに分けられます。以下の表をご参照ください。
スキャルピング
エントリーから決済までの一回の取引にかかる時間が、数秒〜数分で完了します。
他の手法と比べ、保有時間がかなり短く、超短期間で決済する売買手法です。
チャートで言うと、他の手法では「ノイズ」を呼ばれているような短い時間での激しい上下に振られている部分の上昇部分だけ、または下降部分だけを削り取るように利益を剥いでいく手法です。
基本的にトレンドに順張りで(トレンドと同じ方向へ)エントリーしていきます。
スキャルピングのための環境設定
まずは、大きな時間足からだんだん短い時間足へと落としていき、トレンドの方向が上なのか下なのかヨコヨコなのかを見定めていきます。
トレンドの流れに沿って、流れの方向への強い動きに便乗して利益を取っていきます。
週足や日足、4時間足はそんなに動きがあるわけではないので、一度くらい見ておけば、あとは頭にイメージだけ残しておけばいいです。
15分足か5分足を大きな軸の目安にしてそばに置いておき、1分足の上下のノイズを見分けながらトレードしていきます。
ノイズがとても多いので一瞬で向きが変わります。
長い陽線のあと、次のローソク足は、今伸びた陽線と同じ長さ分の陰線に全戻しも日常茶飯事です。
チャートは生き物です。動きを観察し、その動きが強くなったら便乗して利鞘を剥ぎ取っていきます。
当然、いつでも入れるとは限りません。入れない時が続くこともあります。
ハンターのようーにじっと待ち構えることも時には大事になってきます。
何も考えずにポチポチしてしまう「ぽちぽち病」にならないためにも、待つことの大切さも経験を踏みながら学んでいくことになるので、とりあえず今は頭の隅に入れておいてください。
トレードも「瞬間がとても大事」になってくるので、いちいち5分足画面と1分足画面を切り替えている時間がありません。
切り替えているその瞬間に値が反発するので、同時に表示しておきましょう。
という点から、モニター数は多い方がいいですが、1画面だったとしても同時に5分足と1分足のチャート画面に加え、取引するボタンがある画面は、最低限必要なので同時に表示しておいてください。
大抵のFX業社の決済取引画面にチャートがついていると思うので、5分足でセットしておき、それとは別に「TradingView」で1分足にして表示しておくと、同時に5分足と1分足が見られます。それぞれ各自トレード環境が違うと思うので、窓枠の大きさは各自で見やすいように調整してください。
スマホの場合なら、最低限2台は必要です。1つはチャート画面、もう1つは取引できる画面です。
5Gであることと電波がいいことは必須です。
チャートのインジケーター
トレンドを見るためのインジケーターは好きな見慣れているものでもいいのですが、基本的な考えとして「マニアックなものよりも、たくさんの人が見ているものほど、同じものを見ているので、反応しやすい」ので、その辺を基準に踏まえて使用しましょう。
その辺りを踏まえると、移動平均線と出来高、フィボナッチくらいあれば十分ではないかと思います。
ボリンジャーバンドや一目均衡表あたりは、たまにみる程度で十二分でしょう。
一目均衡表は、長期目線でたまに雲に差し掛かってるとか抜けたとか、その程度で十分です。
出来高は、その時にどれくらいの勢いがあったか、個人やファンドなど、どれくらいの数が取引があったのかを見ることで熱量がわかります。
株のデイトレの場合は、価格帯別出来高が特に重要でその瞬間の出来高で大口が動いてきたか閑散してるのかを見るにはとても便利です。
フィボナッチは、FXと仮想通貨でよく使います。
結構、%のところで反発したりするので、さらっとおさらいしておきましょう。
こちらの記事で基本定なことをざっくり解説しているのでご参照ください。
インジケーターについては、個人的な好みものあるので、取引していきながらちょうどいいものを探ぐっていくと、都合のいいものが残ります。
そこで上の解説の意味も理解できてくるでしょう。
初めは「そうなんだ、ふむふむ」程度で十分です。
エントリータイミングには ダウ理論とエリオット波動
エントリータイミングは、基本的にダウ理論とエリオット波動という理論があるのでさらっと見ておきましょう。
こちらの記事でざっくり要点を解説しているので「なんぞや?」という方は予習しておきましょう。
トレードしているほとんどの人が頭に入れている基本理論ですが、細かなうんちくがどっさりと、ぶ厚い辞書なみにありますが物理学者でも数学者でもないので、トレードに必要な部分だけ要点のみざっくり捉えておくだけで十二分です。
と言うことは、ほとんどの人が、ダウ理論を元に動き、その動きのデータを元にAIのアルゴのプログラムが組まれているので、逆にAIがどう動くのかを目安にもできるので、ざっくり頭に入れておきましょう。
入門者へのアドバイス 勝つためのコツ
初心者はスキャルピングから始めることをおすすめする理由
初心者や入門者は、購入して売却する1回のトレードで得られる経験値を、何度も何度もすることでトレード感覚を養うために経験値を増やす必要があります。
合理的に短時間で習得するには、短期間で回数多くトレードして経験値を積む必要があります。
そのためには、短期間でトレード回数を積めるスキャルピングが最適です。
トレードは、保有期間が長いほど政治リスクも含め、先が読めない・何が起こるかわからないということからリスクが高まり、短い期間である程、先が読みやすいということからトレードリスクが低くなります。
デイトレードでは、1日以内にポジションを決済するのが一般的で、スキャルピングは、数秒から数分程度の短期間でポジションを決済します。
保有期間が短いほど、損失が発生した場合のリスクは低くなります。
また、短期トレードは、デイトレードに比べてトレード回数を増やすことができます。トレード回数を増やすことで、経験値を積むことができ、勝率を高めやすくなります。
そのため、初心者・入門者は、まずは保有ポジションの期間が短いスキャルピングから始めて回数を多く経験値をつみ、まずは「取引慣れ」することが大切です。
むしろ、「損切り」を感覚に覚え込ませる、損切りを訓練する場と思った方がいいでしょう。
ある程度、感覚が身に染みたら、ロットを大きくするなり、時間を長く取っていくなり、利益を大きくしていく段階の下準備として考えていきましょう。
なので、ロットを出来る限り小さくし、取引数をこなして経験値を増やすことに専念することをお勧めします。初めは勝敗よりも経験値に重点を置くため、少しでも資産ダメージを減らすために極力ロットを小さくしましょう。
資金が倍に増やせるようになったら、元手は引っ込めて、増えた資金を使って少しずつロットも増やしていく作戦がお勧めです。
特に初めのうちは資金管理を意識してください。
デモトレードはおすすめしない理由
初心者にデモトレードをおすすめしないのはなぜでしょうか。
デモトレードをしたところで値動きの実際の感覚は全く違うからです。
操作的なものは証券会社のソフトによって全く違うし、長期トレードと短期トレードでは決済までのスピードやボタンを押す過程の違いから、証券会社のHPから注文を出すのか、より早く決済できるようにボタンを押す過程が少なくなるような専用ソフトだったり、決済するまでのルートが異なる場合があるので、でもトレードとの操作感も違ってくるはずです。
まずは実際にトレードした方がマーケットの感覚も身につくので数段メリットがあります。
また、デモトレードで勝ち続けたとしても、実戦では全く通用しないということを覚えておきましょう。
なぜなら、実際のマーケットでは、個人投資家だけではないからです。
為替(FX)市場では、銀行、保険会社、証券会社、機関投資家、中央銀行、一般企業、個人投資家、個人消費者など、様々な参加者が日々取引を行っています。
全体のマーケットのうち、個人投資家の割合は数%と言われています。
個人投資家が束になっても一つの機関投資家にすら足元に及びません。
また、ほとんどはプログラムされた取引で、1秒間に8,000回以上も瞬時に取引できてしまう「クオンツ・トレード」が主流になっていて、それらを相手に挑むことになるので、最低限の知識はしっかり身につけておきましょう。
例えば、「ゴールデンクロス」がきたら買いと教科書には書いてありますが、仕掛ける側は、そこを狙ってアルゴリズムのプログラムを組んできます。
教科書では正攻法であっても、色々と罠がしかけられた現実では正攻法の先を踏まえて考えていかなければなりません。
したがって、デモトレードではなく、少額でも実際にトレードして相場の空気感になれていく方が何十倍も効果があり成長させてくれます。
最低限の知識をしっかり身につけた上で、その先の世界線での戦いに挑みましょう。
とにかく、実践から学んでいきましょう。
トレード感覚を養うまでのポイント
のため、トレード感覚を養うまでは以下のポイントを考慮しましょう。
- デモトレードではなく、少額でも実際にトレードをしましょう
- 何度も試行を重ね、経験を積むためにトライする回数を増やす
- 失敗を覚悟して、最小ロットでトレードに臨みましょう
入門して早々、いきなり勝負には出られるものではありません。
大きく賭けて失敗してはすぐに資金を溶かしてしまい、元も子もありません。
まずは資金は極力少なくトライしていきましょう。
通常は10,000通貨が最低ラインになりますが、通常の1/10の1,000通貨からトレードできるFX業者を一覧にまとめました(クリックすると次のページへ移動します)
以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
エントリーポイント と 利確ポイント・損切りポイント
いずれもかなり短い時間足でエントリーポイントを探し、早いタイミングで決済します。
動きが止まったら即利確です。
動きが止まるということは「買い」と「売り」が拮抗しているということ。
株とは違って、FXの場合、特にドル円は、ものすごい数量の取引が瞬間に行われいるのに拮抗しているということは、その後の反発も一気に動くことがとても多いです。
なので動きが止まったら即利確です。
モタモタしていると一気に逆に持っていかれ、せっかくの利幅も全戻しなんてことは普通によくあります。
特に拮抗している後は、スプレッドも開くので、考えている以上に値幅を持っていかれます。
例えば、やっと+3や+4動いていたのが、拮抗して止まったと思ったら、いきなり−30、もたついているうちに−50と、容赦無く削られてしまうなんてことは日常茶飯事です。
しかも、大きく値が跳ね上がってからの急激な戻しの場合は、スプレッドが開いた分も加算されて、思ってる以上の損失を食らったりすることも日常茶飯事なので注意が必要です。
例えば、チャートが急激に10メモリ上がって10pip取れたとしましょう。
そこで次の瞬間に一気に値が下がって7メモリ下がったのに-30pipだったりします。
え?と思ってよく見ると、10メモリ全部ではなく7メモリしか下がってないのに、それ以上に-30pip???となることも多々あります。
チャートの1メモリあたりの値幅が長期にくらべると超短期は極小さな値幅なので、その割合からすると、手数料の負担が重荷になっていて、さらに目に見えない一瞬のスプレッドの開きがめちゃめちゃ大きな負担になっていたことの表れになってしまったと考えられます。
長期トレードだと、全く気にならない範囲なのに、超短期だとめちゃめちゃ影響が出てくることなのです。
あまりに短い期間だと手数料負けしてしまうことの要因の一つではないでしょうか。
だからこそ、勝つためにはトレードに順張りでトレンドの強い時にだけ乗っかっていく戦法になってしまうのです。
これがトレードの強さを全く気にしないで、ぽちぽち病してしまうと、あっという間に負けが嵩んでしまいます。
初心者が勝てない理由の一つにもなっているので、このことは特に気にしておきましょう。
なので動きが止まったら即利確です。
また、思っていた方向と逆の動きをしたら即損切りです。
粘っていても、悪化するだけです。
希望を持つだけ無意味です。
スキャルピングの場合は特に「目の前に表示されたプラスの数字が最大の数字」と思って即利確を心がけましょう。
この点が他の手法との大きな違いです。
とりあえず「一旦利確」がとても大事です。
もしもっと伸びると思うなら一旦利確したあと、また入ればいいだけです。
もっと伸びると思って利確をためらうと、大抵の場合は全戻しを喰らってしまうことが多いので記憶の隅に入れておいてください。
実際にトレードしたら「あ、このことにね」となるでしょうから。
全戻しの確率がとても高いということを肝に銘じておきましょう。
デイトレードが「利を伸ばす」手法なら、スキャルピングは「利を薄く削り取り、削る回数を増やしてコツコツ貯めていく」というイメージです。
またスキャルピングは、ノイズを最も拾いやすいのでノイズの中をトレードしている感覚です。
また、一回の取引時間が短い分、1日の中では取引の回数が多くとれ、その短い取引サイクルをひたすら繰り返していくことで薄い利益を数多く積み上げていく投資手法となります。
他の時間軸の手法に比べると、取引時間が短い分、利益の値幅も少なくなりますが、その分リスクがかなり抑えられ、エントリーチャンスも圧倒的に多いので、トータルでの利益を十分に狙うことができます。
また、エントリーの時点でのチャートのイメージと、利確した後のチャートの雰囲気はかなり違っていることが多いので、利確後は、また新たに気持ちを一新して、一から練り直すことで、全戻しに巻き込まれるリスクを減らすことができます。
ロットを抑えて、取引回数を数多くこなせるスキャルピングこそが、入門者を最も早く大きく成長させるためになる手法であると、私は考えます。
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まずはMT4から見ていきましょう。
MT4
MT4(MetaTrader 4)は、ロシアのMetaQuotes(メタクオーツ)社が開発した外国為替取引(FX)や他の金融商品の非常に多機能な取引ツールです。
2011年に配布が始まった新バージョンの「MetaTrader5」もありますが、追加インジケーターに互換性が無いなどの理由から、現在ユーザーに使用されているのは「MetaTrader4(MT4)」の方が多いようです。
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スキャルピング手法の基本
スキャルピングに使うローソク足は、1分足 or 5分足。
短い時間足になればなるほど、ノイズやダマシが多くなりますが、フラクタル理論どおり、1分足でもテクニカルは十分に効きます。
ただ、時間軸が短くなればなるほど、「行ってこい」「全戻し」と言われるような、一度急上昇した後、次のローソク足では急下落して元の値に戻り、もしくは更に突き破りといった、振り幅のもどりが大きくなる傾向が多いので、目の前に見えている利益が次の瞬間にはあっさりと消えてしまう前に、利確の数字が表示されている間にすぐ利確してしまうことがとても大事です。
その小さな利益を剥ぎ取って、コツコツと積み重ねていきます。
ただ、落とし穴があって、チャートに勢いがないのにエントリーすると、大抵は < 売 Bit >
と < 買 Ask > の間の金額差があるので、買った瞬間にマイナスからスタートすることになります。
そこで大事になるのがチャートの勢い。
これが勢いがあるとエントリーしてもマイナスになる暇もなくぐんぐんとプラスに伸びていくので、勢いがあるうちは買い増ししてパイを増やしていきます。
勢いが治ってきたら徐々に利確。
状況によっては一気に利確。
また、動きが止まったら即利確。
ここでモタモタしたらすぐ全戻しもありえますので瞬時の判断が要されます。
この場合はw勢いがあった場合の話で、もしエントリー早々、動きが止まるようなら即座に利確しましょう。
また、< 売 Bit > と < 買 Ask > の間の金額差があるで、チャートに勢いがない場合は、入った瞬間にマイナススタートになるはずです。
そんな時はあまり粘らず、プラスマイナスを意識するより、チャートの勢いに全エネルギーを注ぎ、戻らないと感じたらマイナスであろうと即損切りすべきです。
ここでアルアルなのが、あとちょっとでプラマイゼロだからと、あとちょっとを望んで粘ると、大抵の場合は、戻らさせてくれずに、マイナス方向にめっちゃ引っ張られて大損失になってしまうパターン。
これほんとアルアルなので、プラスを待たず即損切りが正解です。
まあ、それも含めて経験を積んでいきましょう。
ロットが少なければ、そんなにダメージにはなりませんのでご安心ください。
スキャルピングのやり方
① 日足や4時間足で、今のトレンドがどんな状態なのかをまず確認します。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
- ヨコヨコ
どのトレンドなのかをまずは把握します。
だんだん下位の時間軸の足(時間軸の細かい階層の足)へ落としていきます。
大きな時間軸のトレンドを把握して、その中でのコマキ時間軸の足のトレンドはどっちの方を向いているのか…という流れで、大筋のトレンド感を掴んでいきます。
週足→日足→4時間足→1時間足→15分足→5分足と時間軸を落としていくと、大体のトレンドが見えてきます。
② 5分足 or 1分足でエントリーします。
初めは1分足でエントリーし、慣れてきたら5分足でもいいかもしれません。
とりあえずはなるべく短い足でエントリーし、チャートの動きを肌で感じてください。
上位足でトレンドの方向をしっかり把握して、順張りでエントリーすることがとても大事です。
③ ヨコヨコは入らない。がっつり持っていかれます。
明らかに上昇または下降トレンドがきつい時にエントリー。
勢いが止まらないなら追加でエントリー。さらに勢いあるなら追加エントリー。
④ 動きが止まったら即利確。伸びるようならKEEPを徹底!
アルゴに注意
トレンドの方向を見失い(または意識せず)目先の上下だけで売り買いの目線をコロコロ変えるのはとても危険で資産をすぐに失う可能性が高くなります。
エントリーした瞬間に逆方向に動く。毎回逆方向に動く。
後ろから誰かに見られているのではないかという被害妄想によく陥ってしまいがちです。
これにはこんな仕掛けがあります。
大口投資家たちは、個人投資家から資産を削るために多数のアルゴリズムのプログラムを仕掛けています。
大量の資金を使って上下に揺さぶりをかけてきたり、ダマシをかけたり多数の罠のプログラムを仕込んでいます。
都市伝説や陰謀論のたぐいではありません。現実です。
アメリカの大手証券会社では以前には数千人いた証券マンも、ある時に一斉に解雇され、残ったトップ数人の腕利き証券マン以外はプログラマーになったという話は有名です。
この話も、すでに数年前の過去のことになっています。
こうしたクオンツ系ヘッジファンドが多数現れている今となっては、アルゴリズムのプログラムが乱立されて、トレンド方向を掻き乱された個人投資家たちはどんどん餌食になってしまうのです。
ヘッジファンドだけではなく、自動売買なるプログラムも大なり小なり、かなり出回っていますので、アルゴだらけであることは簡単に想像がつくことではないでしょうか。
億トレーダーや数千万トレーダーは、自動売買アルゴのプログラムを数百万で仕入れて取り入れている人もいます。
現状の相場を把握せずに、ただ目先のチャートだけを見て闇雲に無心で特攻していたのでは、餌食になってしまうだけです。
たくみに罠が仕込まれているというわけなので、無謀な特攻は避け、しっかりと1トレードごとに相場を見直しながらエントリーすることをお勧めします。
なるべく相場の「クジラ」にコバンザメしていくイメージが現実的ではないでしょうか。
話がだいぶそれてしまいましたが次に行きましょう。
通貨ペアの選び方と通貨強弱チャート
どんな通貨ペアを選択したらいいのでしょうか。
通貨ペアの選び方
それは、取引量が多い通貨ペアを選ぶのが重要です。
なぜなら、取引量が多いと値動きが大きくなり、テクニカルが効きやすくなります。ゆえに取引チャンスが増え、利益を上げやすいという傾向にあります。
また、取引量が多いとスプレッドが狭くなり、有利になります。
世界で取引量の多い通貨は
ドル 44%
ユーロ 16%
円 8.4%
ポンド 6.4%
豪ドル 3.4% となっています。
また、これらの通貨は取引量がかなり多いので、この中からの組み合わせで通貨ペアを決めましょう。
この中で豪ドル(オーストラリア)の取引量が一番少なく、初心者にとっては値幅や値動きが難しいと思うので、慣れてくるまでの初めのうちは度外視してもいいかと思います。なので今回は除外します。
ここにあげた通貨以外にもたくさんの通貨の種類がありますが取引量がさほど多くないため、除外します。
初めのうちはドル円だけに絞って相場になれることをお勧めします。
通貨の組み合わせは次のようになります。
ドル円
ユーロ円
ポンド円
ユーロドル
ボンドドル
「通貨強弱チャート」による選び方
「OANDA証券」の「通貨強弱チャート」https://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/currency_power_balance/
が無料で見れるので、その瞬間の通貨強弱を見て、一番強いのと一番弱いものを組み合わせるという選択肢もあります。こちらもぜひ参考にしてみてください。
為替市場の時間帯とFX取引できる場所
世界の為替市場はいつどこでオープンしているのでしょうか。
その市場の場所と開場時間は次の通りです。
マーケットは世界中のどこかが開いているため、ほぼ24時間取引が可能です。
外国為替市場の場所と開場時間
オーストラリア:朝7時〜16時
東京時間:朝8時〜16時
ロンドン:夕方16時〜深夜2時(サマータイムでは夕方17時〜深夜3時)
ニューヨーク:夜21時〜朝6時(サマータイムでは夜22時〜朝7時)
上記の為替市場がオープンしている時間帯をすべてつなげると、24時間を網羅します。
そのため、世界中でいつでもFX取引が行われているのです。
意識される時間帯
東京時間: 9:55 「中値」決めの時間(特に、ごとうび)
各金融機関が「その日に提示する基準レート」(TTM)を決めるため、この時間「9:55」に向けて取引が活発化します。
基準レート(TTM)は、「輸出入業者等の実需筋」が利用するレート。
特に五十日(ごとうび)と呼ばれる毎月5・10・15・20・25・30日は、輸入業者の決済(ドル買い需要)が多いことから、仲値に向けて円安ドル高が進みやすいと言われています。
一般的にも、売掛金の請求など会社(業者)ごとに異なりますが、請求日を五十日のどれかに設定しています。
25日や月末、5日あたりが多いです。
このような支払いをドルやポンドで支払うとなると、五十日の実需筋でも意外な値動きをするかもしれません。
仲値が決まり10時を過ぎると比較的穏やかな価格推移になりやすく、前日高値・安値付近では一旦反発しやすい傾向にあります。
ただ、東京時間は、欧州時間やニューヨーク時間と比べてボラティリティ(ボラ/取引の勢い)が極端に少ないので、基本的にはあまり値動きが少なく、チャートは上下幅の狭いレンジでヨコヨコになることが多いです。
欧州時間やニューヨーク時間の方が値幅が取れることが多いので、時間帯を常に意識しましょう。
重要な経済指標: 21:30 / 23:00
重要な経済指標: 21:30 / 23:00 この時間に発表されることが多いので要注意。
PC立ち上げたら一番最初に確認しましょう。
指標は全く別の魔物がいます。
指標は指標の攻略法があるので、建玉がある場合は、一旦、全撤収しましょう。
米国株マーケットの時間帯は、FX為替のマーケットより遅く始まり早く閉まります。
ニューヨーク夜22時半〜朝5時(サマータイムでは夜23時半〜朝6時)
米国株式市場がオープンする22時半と、重要な経済指標21時半/23時は、為替市場にとって重要な時間帯でトレンドが発生しやすいと言われています。
24時付近 終盤戦の動き
24時には「オプションカット」と言われる通貨オプションの権利行使期限が設定されているため、これに絡んだフローが出る場合があります。
24時(サマータイムは翌1時)ロンドンフィックスと呼ばれる「金の価格決め」があります。
金のスポット価格や対顧客市場の仲値が決められる時間であることから、この時間に絡んだ実需筋の売買動向が相場を動かす要因の一つとなります 。
24時〜マーケット・クローズ
翌2時まではロンドン市場と重なっているため、取引参加者も多く値動きも期待できますが、たいていは、23時半過ぎたあたりから、だんだんとマーケットの勢いが弱くなり、24時あたりになるころは、さらに勢いが弱くなる傾向があります。
マーケットが閉まる頃には心電図が止まったかのように停止なんてことはよくあります。
マーケットが弱いと市場参加者が当然少なくなっており、下手に近くに損切り設定をしていようものなら、アルゴに狩られるリスクも上がります。
市場が弱い時間帯はなるべく避け、活発な時間にまたチャレンジした方が効率がいいので、その辺りは冷静に判断いたしましょう。
これは余談で、私も始めたばかりの頃はよくやっていたことなのですが、取引でマイナスが出てしまった時ほど熱くなり過ぎて、24時を過ぎてもついついポジポジしてしまいますが、24時過ぎはどんどん沼化してしまう傾向にあるので、ここは諦め資金を残して明日に希望を託しましょう。
スキャルピングのオススメな時間帯のまとめ
市場が開始する少し前から狙いつつ、開始後の2時間から3時間くらいがよく動くので、この辺りを狙うのがお勧めです。
東京市場:8時半〜12時
ロンドン市場:15時〜19時
ニューヨーク市場:21時〜24時
また、東京/ロンドン/ニューヨークではそれぞれ全く違ったクセがあるので、どれか時間帯を固定して絞り、定点観察をして得意な時間帯を探ることが大切です。
また、兼業でトレードをしていれば、トレードをする人のライフスタイルもありますので、自分に合う時間帯での値動きをチェックしておくといいといえます。
全体像のまとめ
時間足:4時間足や日足などの上位足でトレンドを把握していく。
5分足や15分足をそばに置いておいて近接の全体像を把握しながら、1分足でエントリーや決済をタイミングを見ながら行う。
通貨ペア:取引量が大きい通貨ぺアがお勧め。
米ドル円
ユーロ円
ポンド円
ユーロ米ドル
取引になれてきたら、
「OANDA証券」の「通貨強弱チャート」を見て決めてもいいですが、初めの入門者のうちは米ドル円に固定して取引することをお勧めします
チャートツールは大人気のTradingViewがおすすめ。
プロでも愛用者多数の人気ソフトです。
無料で使えます。
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時間帯は値動きの大きいロンドンかニューヨークの始まりの時間帯、もしくは東京の値決めのあたりの時間帯を狙うのがお勧めです。
以上が5分足/1分足を用いたスキャルピング手法の基本となります。
これらの手法を活用するためには信頼性の高いFX業者が必要です。
スキャルピングに 最適なFX業者 おすすめ 2選
通常は、スキャルピングは業者に好まれません。
中には禁止にしているところもあり、口座凍結されてしまうこともあります。
特に稼ぎが大きくなると目をつけられ易いです。
それだけ利益を持っていかれたら困ってしまうことの表れではないでしょうか。
昨年度も有名ユーチューバーが餌食になっていましたね。
ですが、スキャルピング大歓迎の業者もあります。
おすすめは次の2社です。
- ヒロセ通商FX(LION FX)
- JFX
1,000通貨から取引できて、スキャルピングも公式でOKが出ています。
公式で「スキャルピングができる」のはとても貴重な存在です。
是非ともこの機会に口座開設しておきましょう。
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