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ブログの記事を読み終わった後に、つい関連記事のリンクに興味を引かれてクリックしてしまった経験はありますか?
WordPressの構造上のデメリット
WordPressの投稿は、アーカイブページに時系列表示されます。
そのため、新しい投稿は訪問者の目に留まりやすいのですが、古い投稿となると、アーカイブページの奥に埋もれてしまい、サイト内で訪問者の目に触れるチャンス(アクセスされるチャンス)が減ってしまいます。
「関連記事」の効果
「関連記事」を活用すれば、サイトの隅々まで読者を誘導できたりします。
コンテンツ数が増えてきて充実してくると、古い記事が埋もれてしまいアクセス数が減ってしまった時にも効果的です。
投稿の新旧を問わず、読者の関心に沿ってコンテンツを提示する関連記事は、サイト全体にトラフィックを行き渡らせる効果があります。
本文の後方などに、記事内容に関連する他のコンテンツのリンクを載せておくと、サイト内の回遊率や滞在時間を向上できます。
また、過去の記事のアクセスアップにも関連記事は有効です。
「関連記事」はプラグインを活用し作業の自動化
関連記事のリンクは手動で行うこともできますが、とても手間がかかり面倒です。
そんな時にはプラグインを活用すると、もっと簡単に作業が捗ります。
投稿内容に関連するコンテンツを自動で割り出し、タイトルとサムネイル画像で構成された関連記事を素早く設置してくれます。
「関連記事プラグイン」はいくつかリリースされていますが、今回はその中でも特に人気が高くとても扱いやすいとされる「Yet Another Related Posts Plugin(YARPP)」をご紹介したします。
【日本語対応】初心者にもシンプルで簡単、最も人気のプラグインを紹介

最も人気のある関連記事プラグインの1つ、Yet Another Related Posts Plugin(YARPP)がおすすめです。
関連記事プラグインは、どれも設定画面が英語表記で扱いにくいですが、「Yet Another Related Posts Plugin」は日本語に対応していて、設定も簡単でシンプルなので初心者におすすめです。

「タイトル」「本文」「タグ」「カテゴリー」の投稿データから関連スコアを自動算出し、精度の高い関連記事を掲載してくれます。

Yet Another Related Posts Pluginのポイント
- もっともポピュラーなプラグイン
- 日本語対応
- 本文・タイトル・タグ・カテゴリーのデータを解析し、最適な関連記事を推薦してくれる
- リスト形式・サムネ形式から選択可能
- 日本語対応の設定画面は初心者でも扱いやすく、また関連記事の取得方法から表示のレイアウトまで細かく設定できるカスタマイズ性は、WordPressユーザーから高く評価されています。
Yet Another Related Posts Pluginのインストール方法
ダッシュボードにログインし「プラグイン」⇒「新規追加」へと進み、検索窓に「Yet Another Related Posts Plugin」または「YARPP」と入力します。

「今すぐインストール」した後、そのまま「有効化」をクリックします。
これでYARPPの導入は完了です。
有効化するとすぐに、本文直後に簡易的な関連記事が追加されます。
関連記事が掲載されず「No related posts.」と表示されている場合は、設定画面で関連スコアの見直しが必要です。
※ページを更新すると関連記事が表示される場合もあります。
Yet Another Related Posts Pluginの基本的な使い方
特定記事の除外や関連スコアの調整、サムネイル画像を表示など、YARPPの関連記事を、よりフィットさせていきます。
まず、ダッシュボードにログインし「設定」⇒「YARPP」の設定画面にアクセスします。

フィルター設定
「フィルター設定」では、関連記事から除外したい記事を指定しておくことができます。
単体の記事ごとの指定はできませんが、特定カテゴリー・タグを利用して除外していきます。
例えば、投稿者の雑記やサイトの更新情報など、メインコンテンツに関係がない記事を、関連記事に表示させたくない時に便利です。

- 任意のカテゴリー・タグにチェックを入れると、各投稿の関連記事に表示されなくなります。
- 「過去『12』『ヶ月間』の記事だけを表示」にチェックを入れると、指定した期間以前に投稿された記事は関連記事に表示されず除外されます。
より新しい記事に読者を誘導したい時に有効な機能です。
関連スコア設定
関連スコアとは、ある投稿に対する他の記事の関連性を数値で表したものです。

スコアが大きい記事は関連性が高く、スコアが小さい記事は関連性が低いと判定されます。
関連記事のスコアは投稿ページの関連記事から確認することができます。

※各記事のスコアはWordPressにログイン状態でなければ表示されません。
そして、このスコアの表示は、サイトの一般読者には見えず、管理者しか見ることができません。
また、「表示する最低関連スコア」に指定した数値以下の記事は、関連記事に表示されません。
初期設定では「2」に設定されていますが、各投稿ページを確認し、関連記事が表示されていない場合は「1」に下げてみると良いでしょう。
逆に関連性が低い記事ばかり表示されている場合は、スコアを上げることでより精度の高い記事が取得されるようになります。
また、YARPPは各記事の関連性を「タイトル」「内容」「カテゴリー」「タグ」の情報を元に適用アルゴリズムにより算出しています。
この4種類の設定項目では、それぞれの判断要素の重要度を変更することができます。

例えば、カテゴリーを「検討する」に指定し、他の項目はすべて「検討しない」に設定した場合、同じカテゴリーの関連記事が優先的に表示されます。
設定の選択肢は、項目によって異なります。
「タイトル」「内容」では「検討しない」「検討する」「検討する(重要視)」の中から選択できます。

「カテゴリー」「タグ」では通常の選択肢と「共有のカテゴリーをひとつ以上必要とする」「共有のカテゴリーをふたつ以上必要とする」の中から指定が可能です。
最適な関連記事が取得されるよう、実際に投稿ページを確認しながら、これらの設定を微調整しみると良いでしょう。
表示設定
表示設定では、関連記事を表示する場所とレイアウトを指定します。

1. Automatically display related 〜
関連記事を表するページを選択します。
主にメインコンテンツとなる「投稿」のチェックだけで問題ありません。
固定ページを主軸にコンテンツを作成している場合には、設定を変更してみましょう。
2. アーカイブでも表示
チェックを入れると、トップページやカテゴリーページなどの記事一覧ページでも関連記事が掲載されます。
基本的に不要なので、チェックは外したままでOKです。
3. 一度に表示する関連記事数
関連記事に表示させる関連記事数を指定できます。
なお、記事数の埋め合わせに関連性の低い記事が表示されることはありません。
あくまで最大記事数の設定です。
4. レイアウト設定

【リスト】【サムネイル】【カスタム】から関連記事のレイアウトを設定します。
基本的に【リスト】または【サムネイル】どちらかの選択で問題ありません。
それぞれの表示と設定を確認してみましょう。
(1)レイアウト設定の【リスト】の設定
⚪︎「抜粋表示を許可」 on/off
下の図は【リスト】の表示で初期設定です。
ご覧の通り、テキストのみのレイアウトとなっています。

「設定」の中の「抜粋表示を許可」すると下の図のように関連記事の一部が表示される様になります。

⚪︎「関連記事表示を囲むタグ:」
初期設定の<h3> </h3> で挟まれた部分の文字「Related posts:」を
「関連記事」や「おすすめ記事」などに変更しておきましょう。

↓ 読者目線でだいぶ印象が良くなりますね。

また状況に応じて、見出しタグ<h3>も<h2>へ変更しましょう。
例えば、投稿ページの構成上<h3>より<h2>が適している場合が多いです。
<h3>は基本的に、<h2>を説明する項目に使うものです。
つまり、<h3>のままにしておくと、記事全体の関連記事ではなく「直前の<h2>の関連記事」として理解されてしまいます。上記の理由から、今回は見出しタグ<h3>を<h2>へ変更しておきましょう。
見出しタグの構造が正しくなっているかも時折チェックしておきましょう。
⚪︎「抜粋を表示?」 on/off
関連記事に抜粋を表示させたい場合には、「抜粋を表示?」にチェックを入れましょう。

⚪︎「関連記事がない時のメッセージ:」の設定

「関連記事がない時のメッセージ:」の欄には、関連記事が取得できなかったときに表示される文の設定するところです。
⚪︎ 初期設定の「No related posts.」の部分を「この投稿の関連記事が見つかりませんでした」と書き換えると、表示される文も変更されます。
⚪︎「<p>No related posts.</p>」を丸ごと消去すると関連記事項目そのものも非表示になります。
(2)レイアウト設定の【サムネイル】の設定
【リスト】の右にあるボタン【サムネイル】を選択すると、各投稿に設定されているアイキャッチ画像が関連記事に表示されるようになります。


- 「ヘッダー:」 → 関連記事の見出しを設定します。
- 「デフォルト画像」→ サムネイル画像が正常に取得できなかった場合に、代わりに表示させる画像URLを指定しておきます。
- 「関連記事がない時のメッセージ」→ 空白にしておくか、任意の文章に変更しておきましょう。
表示設定 RSS/Atomフィード用
「表示設定 RSS/Atomフィード」では、RSSに関連記事を一定時間ごとに自動的に更新表示させたい場合に設定します。

設定方法は基本的に「表示設定」と同じです。
まとめ
Yet Another Related Posts Pluginをインストールして最適な関連記事を表示できるようにカスタマイズしてみましょう。最もポピュラーなプラグインでおしゃれに関連記事を自動で寄せ集めてもらいましょう。
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