米国株上昇見込みだけど、為替介入がありそう? 対処法
米国株で利益を上げるには、
- 株の値上がり益
- ドル円通貨の為替差益
ふたつの利益が必要です
今までは、円安ドル高にトレンドが向いていたので、タイミングを見て早めにドルを買って寝かしておいたら為替差益が見込まれていたので、そこに米国株を購入し寝かせておけば、株の値上がり益と、為替差益の両取りができました。
今まで円安だった場合のオススメの購入方法
手順① 住信SBIネット銀行でドルを購入。為替手数料が最安1米ドルあたり3銭
手順② SBI証券に資金移動し、ドルで株購入。住信SBIネット銀行と提携しているので資金移動はタダ。株購入手数料は最安
大抵の米国株を購入しているトレーダーの王道パターンですね
他にもいくつか米株購入パターンがありますが、なんだかんだと微妙にデメリットがあります。
(次回、他証券との詳細を比較してみます。乞うご期待)
以上は、円安だった場合の購入パターンです。
円高方向にトレンドが反転してしまったら… 対処例
では、円高方向になったらどうでしょう。株価が値上がり益を見込める状態だったとしても、円高が進めば、為替差損が出てしまいます。ましてや強制介入されると一気に1円〜3円、ひどい時は5円近くも政府によって介入が入り下げられてしまう。こんな恐怖があるとなかなか米株購入に手が出せない状況ではないでしょうか。
「なるべくなら為替による損失は避けたい」と考えて、このリスクを避ける行為が「為替ヘッジ」です。ただ、「為替ヘッジ」を行なうには少しコストがかかることがあります。ドル円トレンドがドル高上昇か横ばいなら為替ヘッジは邪魔になるので「為替ヘッジなし」ドル円が下降トレンドなら「為替ヘッジあり」で大きく効果が得られます。
為替差損が出ないようにできたら、株の値上がり益だけを得ることができます。
今、積立中の投信はどうする?
今積立中の投資信託が「為替ヘッジなし」なら、一旦資金を抜いて、「為替ヘッジあり」のものに資金移動しておくのも一つの方法です。
また、抜いた資金を現金で置いておくと、遊ばせている感じがして嫌だという方もいらっしゃるでしょう。そこで一時的に「ETF」の為替ヘッジありという選択肢もあります。
例えば
2563 iシェアーズ S&P500米国株 ETF(為替ヘッジあり)
株価 | 270.2円 (23/09/08 15:00) |
購入単位 | 10株 |
信託報酬 | 0.07% |
為替ヘッジ | あり |
他にも
2841 iFree ETF NASDAQ 100(為替ヘッジあり)信託報酬0.07%
2621 iシェアーズ 米国債20年超 ETF (為替ヘッジあり)信託報酬0.14%
や、レバレッジのかかった為替ヘッジありのものなど、たくさんあります。
投資信託・ETFについて次の記事で詳しく解説しているので覗いてみてください。

個別の米国株を日本円で購入する方法
一般的には一度、円をドルに変換してドルで米国株を購入するパターンか、先述の日本のマーケットで米国株を対象にしたETFや投資信託を選択するパターンです。
が、しかし、な、なんと、dmm.com証券なら、ドルに交換しなくても日本円で直接米国株が買えるので為替手数料がかかりません。
米国株の取引手数料も無料です。ただ、預かり金が日本円のみとなっているので為替スプレッドだけかかりますが、これを考慮しても国内最安です。
そして保有している米国株も信用担保にできてしまうのです。この点は他の証券会社にはない設定なので重宝すべき点なのでめちゃめちゃおすすめです。
通常、日本株の信用取引をする場合は、最低、30万円の担保を入れなければなりません。
この30万円は現金か、保有の現物証券になります。もちろん米国株を取り扱っている証券会社のほとんどは、米国株は米国株で日本株とは別建てで資金を入れなければなりません。別の勘定として扱われます。
ですが、DMM.com証券は、日本株と米国株を合算して信用担保として扱ってくれるのです。この点はとてもい大きいです。
長期短期中期で証券会社の口座を分けて管理している多くのトレーダーにとってはとてもとても感謝な証券会社です。この制度をとっているDMM.com証券を上手に利用しましょう。
口座開設は下の画像をクリックするとすぐ開設できるのでキャンペーンもうまく利用して一度お試ししてみてはいかがでしょうか。ちなみに広告にCFDとなっていますがDMM.com証券の口座開設は株・FX・CFDなどいっぺんに開設する仕様で、その中で不要なものはチェックを外せばいいので、気にせず下の画像からクリックして覗いてみてください。
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