【基本のキ】 コア・サテライト戦略の考え方
新NISAが始まってしばらく経ち、投資を始める方がますます増加しています。
投資に興味を持ち、これから始めようという人もかなり増えてきましたね。
たくさんの「おすすめ投資法」が、数々のマネー本やブログ、SNSなどで溢れかえり、乱立しています。一体どれがいいんだろう‥とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
やはり投資初心者もベテランも、なんだかんだと結局行き着く王道の投資法は、「インデックス投資」と「コア・サテライト戦略」です。
インデックス投資とは
- インデックス投資とは、日経平均やS&P500など市場全体の動きに連動させる投資手法で、個別銘柄ではなく市場全体へ分散投資します。
- 広く分散されリスクを抑えやすい点が特長で、長期的な運用向きの方法です。
- 安定した運用を希望する方や初心者に人気があります。
- 指数(インデックス)に連動するのでトレンドに合わせ順張りで利益がでやすい
- 個別銘柄で揃えると大量の資金が必要だが、少額からでも分散投資が可能
- 毎日100円から投資可能なのでドルコスト平均法で景気の良し悪しに左右されにくい
- デメリットとしては爆益は望めない。どちらかというとコツコツ貯金タイプ
コア・サテライト戦略とは
- コア・サテライト戦略は、安定的な指数連動型投資をコアに置き、サテライトに成長性のある個別株や期待値の高い特定分野を少量加えて高リターンも狙ってしまう投資方法です。
- 安定性とリターン向上を両立させることができます。
- 資産の多くを安定性の高い投資信託に充て、サテライトで高リターンを狙うことで、バランスの良い投資を目指す方法です。
- サテライトはリスクも多いので少量にすることでリスクを回避します。

中心となる8割の核となる部分は安定的に運用させる「コア」と、残り2割はリスクをとって高いリターンをめざす積極投資の「サテライト」をバランスよく配置することで、過度なリスクを回避しながらリターンの上積みをめざす投資運用戦略です。
「コア」にするにはどんな銘柄?
「安定的な指数連動型投資をコアに置き」といっても、一体どんなものが良いのでしょうか?と疑問に思うところですね。
かの有名投資家ウォーレン・バフェット氏も孫たちに残すにはS&P500一択とおっしゃってます。S&P500とは、米国の代表的な株価指数で、米国企業の上位500社の株価を基に算出される指数です。米国市場全体の動向を示す指標とされ、米国市場全体の動きを示す重要な経済指標として使われています。また、世界の投資家にとって重要な基準となっています。
逆に言えば、S&P500より成績が悪いものは全てカットすべきです。S&P500でよかったではないかという結果になります。なので大口投資家も資産家もファンドも成績の基準にしています。
VTなど全世界株式をおすすめしているサイトも多いですが、VTの中身の中心は米国株であり、S&P500を指数にしているVOOより利益を出せていないのでVT否定派です。
政治・経済など世の中の事情にも耳をダンボにしておきましょう
景気が悪いなんとか恐慌やほにゃららショックの時でも、VOOと同じようにVTだって下がります。景気の先導は結局のところ、GAFAMやエヌビディアやテスラだったので、むしろ他企業が足を引っ張っていたに過ぎません。S&P500ですらトップ10社以外の490社は成績横ばいや伸び悩みであったことは事実です。
ただ今回のテスラのような中国がらみでの急落の例もあるので長期目線というよりは中期目線になるので、サテライトにはもってこいです。
あくまでコアはVOO。幅を広げてQQQ。サテライトに短期中期でGAFAMやエヌビディアやテスラだったのですが、テスラはちょっと様子見で思考中ってところでしょうか。電気自動車は中国がらみや大統領選挙でちょっとつまづいた感が否めないので、データセンター事業・自動運転・宇宙関連・ロボット関連で再び火がつくまで様子見と言ったところではないでしょうか。傀儡バイデン率いるユダヤ資本の電気自動車 vs トランプ陣営。政治が絡むので一旦高みの見物していましょう。前回同様にバイデン・ジャンプがなければ、電気自動車以外のジャンルでも期待大な自動運転・ロボット・宇宙関連・データセンター事業あたりで全値戻しも期待大ですね。
話がそれてしまいましたが、今回の海外資金が大量に流入しているTOPIXcore30銘柄が注目されている間は、日本株もサテライトに含めるのもアリですね。
ただ、いつ海外資金が流出するのかは分かりませんが、それまではTOPIXcore30銘柄と半導体銘柄を中心に中期目線でETFや投資信託をサテライトにしていく作戦も視野に入れていきましょう。また、バフェット銘柄や半導体銘柄の先導株なら個別株に短期中期でサテライトに入れるもの作戦に入れてみましょう。一気に爆上がります。
ただ、トレンドがいつ変わるかしっかりアンテナを常に貼っておく必要があります。
あくまで私個人の考えなので、投資はあくまで自己責任において自己の考えでしっかり吟味して行ってください。投資煽りではないので一応謳っておきます。
投資は雪だるま方式
投資で一番大変なのは、はじめの1000万円とか2000万円。 雪だるまの芯を大きくするまでが本当に大変。 当時はインデックス投資やっていても全然増えず、何度やめようと思ったか分かりません。 一方、資産が増えるとインデックス投資だけで十分なリターンが得られるようになり、楽になります。
しかし、インデックス投資を10年〜15年と続け、その間毎月コツコツ積立を続けて投資元本が大きくなれば、見える景色が大きく変わってきます。
投資の世界は「数%」で動きますので、投資金額が小さければ儲からないというのは当たり前なんですね。
【資金ゼロから始める】小額から儲けるには… 手持ちがないならこの方法
デイトレード?
少額で儲けるには、よりリターンの高い銘柄に集中投資する必要がありますが、リターンの高い銘柄はリスクも高いため、投資初心者の方は値動きの大きさに勝てず、結局負けてしまうことが多いのです。特に短期トレード、デイトレードは経験がものをいいますし、知識や技を得られたとしても、AIが台頭している現在、対処法も身につける必要が出てきました。一昔前なら、最も効率が良く稼げたデイトレも今ではAIのおかげでものすごくシビアになりました。ここ最近は個人投資家のほとんどが狩られてしまったのか、市場にはAIばかりで人の気配があまり感じられないくらい荒らされています。ただ、長期はまだまだ問題ありません。時間を味方につけてじっくりコツコツ資金を増やしていきましょう。
1株から始める「単元未満株」「株ミニ」
株をいざ始めると簡単はいうけど、大抵は100株単位からになります。9432NTTなら147.8円(2024/10/29)なので100株で15,000円もあればお釣りがきますが、デイトレーダーに人気銘柄の6920レーザーテックともなれば22,430円(2024/10/29)なので225万円ほど必要になります。自分もそうでしたが小額から始めたい方にとってはちょっと手が出せません。
そこで登場するのがSBI証券の「単元未満株」や楽天証券の「株ミニ」です。
なんと1株から購入できます。いわゆる「端株」なので通常の1単元である100株のように即時タイムリーに購入や売買はできませんが、1株からなのでとてもとっつきやすいです。「タイムリーに購入や売買はできません」というのは、購入や売却の注文を出して受け付けてもらえるのに「ある決まった時間の枠」があるのでタイムリーにできないということです。例えば、その日の前場10:00に買い注文を入れたとすると、通常100株ならすぐ約定しますが、端株の場合は10:00注文を入れたら前場始まってすぐから10:30までの注文は全て後場寄り付き12:30に約定されるという決まりごとがあります。端株の注文はある程度の時間をまとめて次の時間に集約して約定されます。
詳しくは下のブログで詳細をまとめましたので是非ご覧ください↓
そんなでデメリットもありますが、SBI証券と楽天証券は2023年の秋に端株の手数料ゼロになったことにより手数料負けすることがなくなったので気軽に楽しみながら資産をコツコツ増やすことができるようになりました。資産ゼロから始めるにはもってこいでしょう。
ちなみに、楽天証券の端株の場合は、通常の100株での取引と同様に、タイムリーに取引ができます。SBI証券のように時間の縛りがありませんので、1株でもタイムリーに約定できるのでデイトレもスキャルピングもできるメリットがあります。
下の画像は直接公式サイトへリンクしていますのでまだ口座開設されていない方はぜひこの機会に開いておきましょう。
今の時期におすすめの投資信託をいくつかご紹介してみました。参考ししていただけたら幸いです。
「コア」におすすめ 投資信託3選
コアにおすすめな投資信託は次の3つです。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
いずれも米国株の主要指標をもとにした投資信託です。「基本のキ」ですね。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
基準価額 | 26,139円 (24/04/30) |
純資産 | 1,552,398百万円 |
運用方針 | 「バンガード・S&P500ETF」を通して、 米国の代表的な株価指数である S&P500指数(円換算ベース)に連動する 投資成果をめざします。 S&P500は、米国の主要業種を代表する 大企業500銘柄で構成されています。 |
ベンチマーク | S&P500株価指数 (円換算ベース) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.0938%程度 |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 4.12% |
6ヵ月トータルリターン | 24.30% |
1年トータルリターン | 48.59% |
3年トータルリターン | 23.35% |
設定来トータルリターン | 161.02% |
このファンドの一番の特徴は、S&P500株価指数に連動したETFであるVOOはドルベースなので為替リスクを常に考えなければならないのに対して、円換算ベースなので為替リスクを心配しなくていい点が素晴らしいです。
さらに、ETFではなく投資信託なので自分で設定した少額からの積立投資ができる点も魅力なので最もおすすめです。
他にもS&P500株価指数に連動したETF投資信託は以前からありましたが、上記2点の両方を兼ね備えた商品は数少なく、SBI証券が新商品として出していただいたことにとても敬意を表します。さらに他商品と比べダントツに経費率が低いという点も好評価です。
筆者も以前はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でしたが、SBI証券から「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」が発売された当初から比較検討をよーく吟味して、こちらに乗り換えました。
とてもとてもコア・サテライト戦略のコアとして十二分に発揮できる大のおすすめです。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
以前はS&P500に連動する投資信託の主流でしたが、SBI証券から経費率を安く抑えたSBI・V・S&P500インデックス・ファンドが発売され、主流がSBIに移った時がありました。筆者もこの時期に乗り換えました。その後しばらく経ってから、経費率が改められ同じくらいの水準に引き下げられたため、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとほぼ同じ条件に引き下げられたので中身はほぼ同じですが、販売からは長い分、純資産額が多いため有利かもしれませんが今から選ぶとしたらどちらでも大差はないでしょう。
基準価額 | 28,573円 (24/04/30) |
純資産 | 4,277,070百万円 |
運用方針 | 米国の株式に投資、S&P500指数(配当込み、円換算ベース) に連動する投資成果をめざして運用を行います。 原則として為替ヘッジは行いません。 |
ベンチマーク | S&P500株価指数 (円換算ベース) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.09372%以内 |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 4.26% |
6ヵ月トータルリターン | 24.49% |
1年トータルリターン | 49.00% |
3年トータルリターン | 23.55% |
設定来トータルリターン | 185.59% |
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
基準価額 | 16,477円 (24/04/30) |
純資産 | 137,381百万円 |
運用方針 | 主として、 ニッセイNASDAQ100インデックス マザーファンドの受益証券を通じて、 実質的に米国の株式等に投資することにより、 NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース) に連動する投資成果をめざします。 原則として為替ヘッジを行いません。 |
ベンチマーク | NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.2035% |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 2.69% |
6ヵ月トータルリターン | 26.00% |
1年トータルリターン | 60.55% |
設定来トータルリターン | 63.20% |

為替リスクを避けるには? ETFの為替ヘッジあり・なし
投資信託の場合はそもそも円ベースなので為替リスク考える必要がありません。
ところがETFの場合は為替リスクをしっかりと見る必要があります。VOOやQQQは海外用の証券口座でドルベースになるので為替リスクを考える必要があります。また、国内のものでもETFは、為替ヘッジを考えたものとそうではないものとがあるので注意が必要です。
投資信託の場合
前述の3つの投資信託はどれも「為替ヘッジなし」ですが、ETFではなく投資信託で円換算ベースなのでそもそも為替リスクを気にする必要がありません。
為替差損は円←→ドルで変換するから起きるのであって、そもそも円換算ベースであるならその心配は無用です。
ただその分VOOやQQQの直接のETFと比べたら経費がかかっていますが、為替損を考えたら経費など微々たるもので、気にする範囲ではありません。
ETFの場合
これがETFだと話は変わってきます。
円安なら株益プラス為替差益と一挙両得となり爆益が見込まれますが、世界情勢のトレンドが円高になれば、せっかくの株の利益も為替損が出て、利益を打ち消してしまう、もしくは損失を出してしまいます。
であるなら円高トレンドでは、ドル建てで取引せずに円建てで積立した方が為替差損のリスクを避けられます。
そこで、VOO、QQQを投資基準にした日本円で買える投資信託もありますし、日本の市場で扱っている日本のETFの中にVOOやQQQを対象としたETFもあります。その中でも「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の2種類があるのでしっかり使い分けしましょう。必ずここはチェックしてください。
「為替ヘッジあり」にすると為替差益の影響を受けずに株の収益だけを求めることができます。
先物などを使い為替に対するリスクヘッジを設定してあるので為替損に対する防御策が取れます。円高トレンドの際にはかなり力を発揮します。
ただ、円安なら為替ヘッジがないほうが為替差益の利鞘が取れるので、トレンドに応じて資金の入れておく場所を入れ替えして為替の都合の言い方へ置いておくよう調整する作戦がおすすめです。
ただ、この場合は長期目線での週足で円安なのか円高なのかしっかり測りましょう。短期目線での出し入れは控えてください。短期目線だとどうしてもだましに会ってしまうことは避けられません。その度に出し入れ手数料をガッツリ持っていかれてしまっては、せっかくの薄利がいっぺんに吹き飛んでしまうので積立の意味がなくなってしまいます。
ただ、毎日ニュースにアンテナ張っていれば、大きい目線でのトレンドがわかるはずです。
大きな流れに逆らわないようにあくまでトレンドに順張りです。
『為替リスクを避けた円換算の投資信託』での VOO (S&P500) + QQQ
そんな円高リスクに備えて、為替リスクを避けた円換算でのVOO (S&P500) や QQQ(ナスダック100)に連動した投資信託なら、ドル換算しなくて済むので、為替差損など全く気にしないで投資ができます。
為替差損は、ドルから円に変換するから起きるのであって、そもそも円換算ベースであるなら為替差損など全く気にする必要がないのです。
また、ETFの場合でも、「為替ヘッジ有り」の日本のマーケットに上場しているETFなら為替差損を気にせず投資できるというわけです。
VOOやQQQへ「為替ヘッジ有り」のおすすめETFは次の商品です。
2563 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)
iシェアーズ はブラックロックのシリーズです。
基準価額 | 294円 (24/05/01) |
買付単位 | 10株単位 |
為替ヘッジ | あり |
純資産 | 561.75億円 |
連動対象 | S&P500(配当込 TTM 円建 円H) |
ベンチマーク | NASDAQ100 |
信託報酬 (税込)/年 | 年0.070%程度 |
1年トータルリターン | 33.72 % |
3年トータルリターン | 28.09% |
設定来トータルリターン | 48.67% |
3つのポイント
1. 米国の株式市場を代表するS&P500採用銘柄に投資しながら米ドル円の間の為替変動リスクの低減を図ることができ、分散投資および長期的な資産形成を目指すために活用できます。
2. 東京証券取引所(東証)に上場している円建ての米国株のファンドで、日本株と同じように日本時間で取引できます。
3. NISAにおける「成長投資枠」の対象ファンドとして投資ができます。
ファンド概要
iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)は、S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)への連動を目指すETF(上場投資信託)です。S&P500®(税引後配当込み、TTM、円建て、円ヘッジ)はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが算出している米国大型株の動向を表す指数です。為替の変動リスクを回避するために、為替ヘッジが行われています。
2569 上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり
基準価額 | 2,786円 (24/05/01) |
買付単位 | 10株単位 |
為替ヘッジ | あり |
純資産 | 200 億円 |
運用方針 | NASDAQ100」に投資を行い、 「NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)」の変動率に一致させる ことを目指して運用を行います。 原則として対円での為替ヘッジを行うETFです。 |
ベンチマーク | NASDAQ100 |
信託報酬 (税込)/年 | 0.275 % |
1年トータルリターン | 33.72 % |
3年トータルリターン | 28.09% |
設定来トータルリターン | 48.67% |
その他の厳選 核になる投資信託・ETF 7選
大和-iFreeNEXT FANG+インデックス
基準価額 | 52,068円 (24/05/01) |
純資産 | 164,376百万円 |
運用方針 | 米国上場企業の株式に投資し、 NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース) の動きに連動した投資成果をめざします。 |
ベンチマーク | NYSE FANG+指数(円ベース) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.7755% |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 0.73% |
6ヵ月トータルリターン | 37.28% |
1年トータルリターン | 86.91% |
5年トータルリターン | 38.14% |
設定来トータルリターン | 414.14% |

また、バフェット効果による日本株への資金流入が強いので、今まで弱かった日本株にも日の目を浴びる時期がやってきました。資金が流入している期間限定としてとらえてください。日本のトレンドから海外資金が抜けてくるようなら、一旦日本のものを利確して資金を引き出したら、次の資金流入しているものへ転換していく考えに切り替えることも大事です。あらかじめ作戦を練っていれば、いざ変化が起こった時に素早く対応が取れるのでフットワークは軽くしておいてくださいね。アンテナは常に張っておくことが大切です。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
基準価額 | 20,745円 (24/05/01) |
純資産 | 169,416百万円 |
運用方針 | 東証株価指数(TOPIX)(配当込み)連動する 投資成果をめざして運用を行います。 |
ベンチマーク | TOPIX |
信託報酬 (税込)/年 | 0.143%以内 |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 4.42% |
6ヵ月トータルリターン | 20.46% |
1年トータルリターン | 41.16% |
5年トータルリターン | 89.98% |
設定来トータルリターン | 110.40% |
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大和-iFree 日経225インデックス
基準価額 | 25,948円 (24/05/01) |
純資産 | 74,746百万円 |
運用方針 | 投資成果を日経平均トータルリターン・インデックス の動きに連動させることをめざして運用を行ないます。 |
ベンチマーク | 日経225 |
信託報酬 (税込)/年 | 0.154% |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 3.74% |
6ヵ月トータルリターン | 27.78% |
1年トータルリターン | 46.45% |
5年トータルリターン | 15.84% |
設定来トータルリターン | 173.75% |

三菱UFJ-日経平均高配当利回り株ファンド
・日経平均株価採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄に投資
・主に日本を代表する大型の高配当株に分散投資
・国内株式ファンド全体の中でも長期(3年)でトップクラスの実績
また、SBI証券で1,000本超のNISA成長投資枠対象ファンドを選定している中からさらに特におすすめ15選のSBIプレミアムセレクト15本の中に選ばれた優秀な投資信託商品です。
SBIプレミアムセレクト15は、リターンがトップクラス、リスクとリターンのバランスが取れたファンドを1,000本選んだ中ならさらに厳選されたものなので、めちゃめちゃおすすめなのは間違いありません。
まぁ、SBI証券のコメントは無しにしたとしても、自分のポートフォリオの中でも安定して利益が伸びているのでとてもおすすめです。
基準価額 | 18,849円 (24/05/01) |
純資産 | 112,939百万円 |
運用方針 | 日経平均株価採用銘柄の中から 予想配当利回りの上位30銘柄に投資します。 組入比率は流動性を勘案して銘柄ごとに決定します。 原則として6・12月にリバランス(組入銘柄の入替え と組入比率の調整)を行います。 |
ベンチマーク | なし |
信託報酬 (税込)/年 | 0.693% |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
1ヵ月トータルリターン | 0.22% |
6ヵ月トータルリターン | 19.92% |
1年トータルリターン | 45.76% |
5年トータルリターン | 89.66% |
設定来トータルリターン | 90.54% |

中期的にサテライトでおすすめの投資信託
ここからは、中期的にサテライトでおすすめの投資信託です。
中期で考えるには、景気循環の考え方を取り入れる必要があります。
今この時期は何が良くて何が悪いのか…。景気が悪いからといって100%全部が全部悪いわけではありません。中にはそれだけ目立ってピンポイントで調子のいい銘柄やジャンルがあるはずです。
その時期その時期での流行があり、ある程度流れのパターンがあります。
以下の図表がまとめたものです。あくまで教科書的な知識なので「基本のキ」として頭の隅に打ち込んでおきましょう。大口も含め投資家のほぼ全員の基礎知識です。
下の図表をもとに2ヶ月〜半年サイクルで景気循環をしていきます。これがセクターローテーションです。みんなが意識しているセクターローテションを基軸に踏まえての「トレンドに順張り」で資金を入れ替えて回していきましょう。
以下の表はあくまで参考にのせましたが、どの教科書にも似たようなものがほとんど書いてあるはずで、結構当てはまるので常に意識はしておきましょう。

また、上記の景気循環を想定して前もって値が上がる前に安値で仕込んでおくと値上がり幅を大きく得られる確率も上がります。
上記表のETFを仕込んでおくと個別株で狙うよりはハズレを引きにくいのでおすすめです。
後出しジャンケン的に「景気循環の様子を見ながら、後から個別株を短期的に追加で参戦させる手」はよく使います。上記表のETFはドル建になるので、円安なら全然OKですが、円高トレンドなら日本のマーケットで景気循環に合わせたETFにする手もよく使います。
米国の景気循環と円安円高の組み合わせで色々と作戦が変わってきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。もちろん、あくまで投資は自己責任でお願いします。
ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)
こちらはSBI証券では取り扱いがなく、楽天証券では取り扱っているものです。
証券会社によって取り扱いがあったり、なかったりするので取り扱いのある証券会社で積み立てるか、ファンドの内容をよく比較して似たような商品に投資するという手もあります。
ファンドな数はとてつもなく多いので似たような名前、内容もあり、また、同じような名前でも全く経費率が異なったりもするので、よく吟味が必要です。
まだ証券口座を開設していない方は是非この機会に開いておきましょう↓
このニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)は、SOX指数=フィラデルフィア半導体株指数=米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されている株価指数に連動する投資信託で、為替ヘッジなしですが、円換算ベースなので為替変動については心配無用です。
基準価額 | 17,701円 (24/04/30) |
純資産 | 252.12 億円 |
楽天証券分類 | 米国株式 – 為替ヘッジ無し |
運用方針 | ニッセイSOX指数インデックスマザーファンドを通じ、 米国の株式に投資し、SOX指数(配当込み、円換算ベース) に連動する投資成果をめざす。 原則、為替ヘッジを行わない。 |
ベンチマーク | SOX指数(=フィラデルフィア半導体株指数)(配当込み、円換算ベース) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.1815% |
買付単位 | 金額:100円以上1円単位 口数:1万口以上1万口単位 積立:100円以上1円単位 |
6ヵ月トータルリターン | 122.27% |
1年トータルリターン | 81.78% |
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SOX指数に連動させているETFとして注目を集めている「2244 GXUSテック・トップ20」や「2243 GX半導体ETF」をETFではなく投資信託で探すと、この「ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)」が人気を集め注目されていておすすめです。
ETFと投資信託の違いについては次の記事で初心者にもわかりやすく要点解説していますので是非お立ち寄りください↓
また、瞬時に値上がりを狙える、または下落に対応できるという点と、経費が格安という視点から、投資信託ではなく、ETFという選択肢もおすすめです。
日本で唯一のETF専門資産運用会社であるGlobal X Japan社より二つのちょうど都合の良いETFがおすすめです。
2244 GXUSテック・トップ20 ETF
1つ目は、証券コード2244の「Global X US Tech Top 20 ETF」です。通称「GXUSテック・トップ20」です。
- 世界をリードする米国のテクノロジー関連企業20社に集中投資
- NASDAQ100指数を上回る高いパフォーマンスが期待
- 日本時間に円貨で売買可能
- 1口あたり約1,000円で優良大型株のポートフォリオを構築できます。
現在は2,244円(2024/10/29)と、早くも2倍を超えています。
基準価額 | 2,244円 (24/10/29) |
選択基準 | NASDAQ時価総額上位300(中国上海以外)かつ 1日平均売買代金1億米ドル以上のテクノロジー銘柄 (ロボティクス、クラウド、コンテンツ、プラットフォーム、Eコマース、半導体) 各テーマ上位3位銘柄選定後、 4位以下をランク付けし20銘柄に達するまで テーマ関係なく上位を選定します |
ベンチマーク | FactSet US Tech Top 20 Index(円換算) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.4125% |
分配金支払基準日 | 毎年3月24日および9月24日(年2回) |
買付単位 | 1口単位 |

(2023/2月末時点)
S&P500と2244の2年間の比較チャートです。S&P500を大幅に上回っているのがわかります。
青線が2244、ピンクの線がS&P500

2243 GX半導体ETF
2つ目は、証券コード2243の「グローバルX 半導体 ETF」です。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)に連動し円換算のため為替リスクを考慮する必要がありません。
- 世界の半導体産業の中核となる米国上場企業30社に投資
- 半導体市場は産業用途がけん引し、今後10年間で約2倍に急拡大する見通し
- 日本時間に円貨で売買可能
- 1口あたり約1,000円で購入可能。現在は1,904円(2024/10/29)となっており、早くも株価が2倍近くになっています。
基準価額 | 1,904円 (24/10/29) |
選択基準 | 半導体関連ビジネス企業で 時価総額上位30銘柄が指数構成銘柄です |
ベンチマーク | フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)(円換算) |
信託報酬 (税込)/年 | 0.4125% |
分配金支払基準日 | 毎年3月24日および9月24日(年2回) |
買付単位 | 1口単位 |
SOX指数の組入上位10銘柄

(2023/2月末時点)
下のチャートは、S&P500と2243の2年間の比較チャートです。S&P500を大幅に上回っているのがわかります。
青線が2243、ピンクの線がS&P500

2243、2244ともにS&P500を大幅に凌駕しています。毎月の積立のほかに、セクターローテーションで半導体が下がっている時期に購入量を増やしてあげると更に利幅を望めることでしょう。
上記の半導体以外にも原油やビットコインなどのコモディティに絡んだおすすめETFなどを下記の記事にまとめているので是非ご覧ください↓
まとめ
インデックス投資とコアサテライト戦略の核となる具体的な銘柄などもご紹介してきました。
あくまで投資は自己責任でお願いします。その中でのイメージを作るのにとても大切な思考なので是非参考までに取り入れて頂けたら幸いです。
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メインを、投資記事で主に初心者へ向けた失敗しないためのガイドブックを意識して、入門者にもわかりやすく噛み砕いた解説記事にしています。
サブ的に、投資や投資以外でも、ブログやそれ以外にも困ったことを備忘記録として記事にしています。これは、自分に対してのメモ書きでもありますが、何より、同じように困っている方もいるはずです。そんな方への道標にもなれたら、きっとお役人立てると思い記事に残しています。
おそらく、投資初心者や、ブログ初心者であれば、きっと自分と同じようなところでも、つまづいている方が多いかと存じます。皆つまづくところは同じような場所が多いと思います。
そんな同じような境遇でお困りの方にも自分の記事がお役に立てたら幸いです。
もしよろしければ、サイト内の他の記事もタメになるようなものもあるかと思いますので是非お立ち寄りください。
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