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【株/入門】デイトレ初心者の不安「信用取引」について誤解と解説

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日の丸グラフ 投資入門
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「信用取引は怖い?」「現物で取引するなら安心?」と株をはじめようとするときには、誰しもが思うことでしょう。
ですが、現物取引と信用取引の長所短所を理解したなら、先入観と誤解が解け、必要とする場面で上手に使い分けることが重要です。

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デイトレで現物取引の場合、問題点が2つ【差金決済】と【空売り】

問題点① 現物取引は、銘柄を売却してすぐ同じ銘柄を買えません。【差金決済禁止】

手持ちの株を受け渡しする【現物取引】とは違い、取引の決済差益だけを受け渡しする【差金決済】は禁止されています。

現物取引は、銘柄を売却したときに、すぐ同じ銘柄を買えません。

ただし、その決済した資金ではない別の資金であれば同じ銘柄を購入できます。

現物取引の場合は、売却した株が決済して資金化するのに3~4営業日かかることが原因です。

デイトレードは、1日の中で何度もトレードします。

考えていたことと違った動きになった時は、基本「即撤収」です。

もし、購入した銘柄が予想に反して動かない、もしくは買った瞬間に下がりそうになった時、そのまま持っていては危険なので即売却です。

その後、数分ヨコヨコしたのち、また買がたくさん入ってきて上昇気配になったら、

  • 信用取引の場合、またすぐ購入できます。
  • 現物取引の場合、一度購入して決済しているので、再度同じ資金を使って同じ銘柄へは入れません。「差金決済の疑い」と言われ証券会社から怒られます。

どうしても同じ銘柄に入りたい時は、別に資金を用意すれば購入可能です。

例えば、銘柄@2,000円×100株のとき、

  • 信用取引の場合、200,000円で購入、決済、その資金で再購入までできます。何度も可能です。
  • 現物取引の場合、初めの購入と決済で200,000円、2回目の購入は、別の資金で200,000円。合計400,000円が必要になります。何度も取引するならその分、別に資金が必要になります。

信用取引なら少額で何度でも使いまわせ、資金効率がとても良いです。

この違いは、特にここぞというときに、とても大きく取引に影響します。

問題点② 現物取引は、売りからの取引ができません【空売り禁止】

  • 上昇トレンドの場合、買いから入るので現物取引でも信用取引でも取引可能です。
  • 下降トレンドの場合、現物取引では空売りができないので、自律反発狙いの買い※1(リバウンド狙い)の手法になるので難しくなります。
    しかも現物取引は1回だけの取引になるので、そこにワンチャンスを狙うとなると、とても不利になることが予想できます。

信用取引なら空売りもでき、リバ取りも狙え、同じ資金でも何回も取引できるので何度でもやり直しができるので、とても利益を出すチャンスに恵まれます。

※1 自律反発狙いの買い … 株価チャートが急下落したときに、どこかで一旦下落が止まり、そこから押し目と思った買いが殺到してチャートが下落から一転、反発して一時的に上昇する場面があります。

その反発をある程度予想して、下落しているチャートのさらに下の方で買い指値を入れておき、反発とタイミングが合えば反発上昇の利鞘を取れるという手法です。

ただ、下落が予想以上に下がると、指値を貫いてさらに下落することも十分にあり得ます。

下落を予想するのにフィボナッチを使って予想している人も多いので、予備知識として入れておくのも良いでしょう。

次の記事で詳細をざっくり解説しているのでよろしければご参照ください。

【まとめ】デイトレに現物取引は問題点が二つ。信用取引が必要な理由

問題点①  1日1回だけという、取引回数に限ぎりがあること
問題点②  空売りができない

このことから考えても、現物取引は不利な点が多いことがわかります。

デイトレするには、信用取引が必需となりますので証券口座を口座開設後、すぐに信用取引も開設してしまいましょう。

また、’23/10月以降は、楽天証券SBI証券は、現物取引も信用取引も手数料ゼロなので手数料の心配はなくなりました。

松井証券の場合、現物取引は取引総額が50万円までなら無料、100万円までなら1,100円の手数料がかかります。

信用取引は無料なので、口座開設した後はすぐに信用取引も可能にしておきましょう。


ちなみに松井証券岡三証券野村證券、SBIネオ証券、DMM.com証券は「IPOの抽選資金不要」なので口座開設だけでもしておくと、後々役に立ちますのでこの機会に口座開設しておきましょう。

IPOは、新規上場企業に対してあらかじめ公開株に対して抽選で購入することができる権利です。

いわば宝くじのようなもの。むしろ宝くじよりは遥かに当選確率が高くとても人気です。

IPOについては、また次回で詳しく触れてみようと思います。

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